コーラスラインとは、オフ・ブロードウェイから始まった記録的大ヒットを飛ばしたミュージカルである。原案・振付・演出を担当したマイケル・ベネットは、世界の舞台で命を懸ける若者たちの懸命な姿や複雑な家庭環境・思春期である故の不安や戸惑い・希望があれば不安も大きく・彼らの苦悩を赤裸々に、そしてリアルに描きだすことに成功したのである。その成功により、急速な爆発的人気にオフ・ブロードウェイ公演から3カ月にオン・ブロードウェイにての公演が決まる。勢いは衰えることなく、とうとう1983年「グリース」が持っていたロングラン記録を突破してしまう。その2年後には映画化もされ日本でも大ヒットし、最終的には公演回数6137回、総動員数664万人の記録を残している。翌年のトニー賞は9部門の受賞と素晴らしい独占劇を見せた。その後、モンスターミュージカル「キャッツ」に抜かれるまではロングラン記録を誇っていた程、素晴らしいミュージカルである。ブロードウェイでは、2006年にリバイバル上映も成功している。